花粉症の部位ごとの症状と合併症
花粉症の合併症
●OAS(口腔アレルギー症候群)
花粉症などと同時に引き起こしやすいのが、「OAS」と呼ばれる"口腔アレルギー症候群"です。

これは、特定した食べ物を摂取することにより、口・唇・のどなどさまざまな場所にアレルギー症状を引き起こすことです。

どんな症状かと言うと、痒みやイガイガ感、ilm08_ac02006-s.jpgピリピリするような感じ、腫れなどです。


この症状が出るのは原因となる食べ物を摂取してから15分以内に体に出ます。


このOASは、多くの場合が花粉症と合併します。

なぜそうなるのかというと、花粉症の原因となる物質と非常に似ている物質が含まれているからです。


このOASの原因となるのが、リンゴ、キウイ、オレンジ、桃、いちご、マンゴー、メロン,スイカ,アボガド、ヤマイモ、人参、じゃがいも、トマト、セロリ、ヘーゼルナッツ、大豆などの食品です。

症状が重症の場合には、アナフィラキシーなどを起こすこともあります。

アナフィラキシーとは、じんましん、呼吸困難、意識障害、ショック症状など、この中の2つ以上の症状が引き起こされたときを言います。

このように、重度の場合には非常に危険な状態となります。


まず、花粉症の人が口腔アレルギーにならないようにするには、どんなものを触ったり、食べたときに症状が現れたかをしっかりと把握することです。

そして、疑わしい食品などをもとに、血液検査などで調べておくことも必要です。

そうして、原因となる物質が判明したあとには、その物質とできる限り接触・摂取しないように気をつけましょう。


●副鼻腔炎

花粉症にかかっている人で、薬の服用などでしっかりと対処していても、なかなか症状が収まらず、長期に渡り改善しない場合には、ilm07_aa18011-s.jpg副鼻腔炎を合併している可能性を疑いましょう。


この副鼻腔炎とは、気管支喘息の合併症とも言われており、この気管支喘息があり治療しているにも関わらず、長期に渡り改善されない場合も、この副鼻腔炎の可能性があります。

副鼻腔炎は、"蓄膿"とも呼ばれます。


副鼻腔とは、顔に複数存在する自然に出来た空洞のことを指し、この空洞へ花粉症などにより鼻水が侵入したり、空洞への道は塞がってしまったりして起きる炎症のことを言います。


副鼻腔炎の検査は、超音波検査やX線、CTなどで行われます。


●気管支喘息、または喘息

気管支という部分は、口から肺までの道のことで、ilm09_ae05002-s.jpg肺まで空気を送り込むための道でもありますが、この道が狭まってしまう1つの病気です。

この気管支喘息は、アレルギー物質が口から体内へ入るとき、体の防衛反応としてそのアレルギー物質を体外へ追い出そうという働きが起こります。


これと同時に、これ以上アレルギー物質が侵入しないように気管支の筋肉が収縮することで、気管支が狭くなり、そこを空気が通りにくくなり、ゼーゼーというような呼吸音がします。

このように、単なる花粉症の症状だけではなく、花粉症はさまざまな合併症を引き起こします。

花粉の飛散する時期を乗り越えれば済むという問題ではないんです。しっかりと対処することをおすすめします。

花粉症の症状改善のため、ヨーグルト・乳酸菌サプリから乳酸菌を摂取し始める方も増えているようです。


参考ページ⇒花粉症にはヨーグルトが効果あり?乳酸菌の効果を解説


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